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佐藤農機鋳造株式会社は、福山市にある創業約80年の製造業です。このページは当社のことを「もっと知ってもらう」ために作りました。
【知る】というキーワードで、会社や仕事のことを紹介します。当社に興味を持ってもらう「きっかけ」になってもらえると嬉しいです。

コーポレートサイトもご覧ください

【代表メッセージ】

農機と鋳造で「よろこび」を作る。

私たちの社是は、「作ってよろこび、売って喜び、使ってよろこぶ」です。
製造したモノが、その先々で喜ばれる存在になること。
そのためには、まずは私たちが作る喜びを感じて仕事に向き合うことが大切だと考えます。
80年以上受け継がれてきた技術と作る喜びを次世代へ。
新しく入社される方たちと一緒に、作る喜びを分かち合いたいです。

【データで見る佐藤農機鋳造】

1度離れて再び1つに

「本社・鋳造工場」と「農機事業所」の2つの部門

創業当初は農機具関連機械のみを製造していましたが、時代やニーズの変化に対応するために「鋳造部門」が別会社として独立。その後2003年に「佐藤農機株式会社」と「佐藤鋳造株式会社」が合併し再び一つに戻り、現在の「佐藤農機鋳造株式会社」が誕生。それぞれが専門分野に特化したモノづくりを行っています。

【本社・鋳造工場】(福山市手城町)

■本社・鋳造工場

【農機事業所】(福山市港町)

■農機事業所

【鋳造(ちゅうぞう)について知る】

鋳造(ちゅうぞう)は、金属加工の中でも最も歴史が長い基礎的な加工技術です。東大寺の大仏などにも鋳造の技術が使われています。金属原料を熱で溶かし、造りたい形の型に溶けた金属を流し込み「冷やして固める」加工方法です。鋳造でつくられた金属製品を鋳物(いもの)と呼びます。

物がダメになった事をオシャカになった・・・と聞いたことがありませんか?むかーし昔、千手観音菩薩を鋳物師が受注しました。注湯工程で温度が低過ぎて千手観音の細い腕部分に溶けた金属が流れませんでした。そしてお釈迦様が出来上がりました。現在「失敗した」「破損しダメになった」と言う言葉で使われています。

本社・鋳造工場では鋳物(いもの)を製造しています。当初は農機具部品のみを生産していましたが他の業種で使われる部品の生産にチャレンジした経緯もあり、現在様々なニーズに対応できる技術が身につき、スマートフォンや半導体、電気自動車など最先端のハイテク分野から農業機械部品まで裾野の広い関わりをもっています。鋳造には特殊な機械や設備、製造ノウハウなどが必要なのですぐマスターできる仕事ではないこともあり、時間を掛けて技術を習得することが良い品質を維持する鍵となります。
日頃の仕事を通じた技術習得(OJT)だけでなく外部の機関(鋳造カレッジ)で専門的な教育を受けたり、国家検定(技能士)を取得し技能を磨く必要があります。

【生産工程を知る】

鋳造の工程は細かく分けると多くあり製品によっても異なりますが、大まかには次の①〜⑥のような順序で出来上がります。

①模型製作
②造型工程
③溶解・注湯(ちゅうとう)
④解枠
⑤仕上げ・熱処理
⑥検査・出荷

いくつかの工程をご紹介します。

【模型製作】
ノミや木工機械を使い手作業で木型を作ります。

【造型】
鋳型を作ります。金枠に砂を入れる作業は造型と呼ばれています。

【被せ(かぶせ)】
鋳型に中子(なかご)を収めて上型と下型で挟みます。

【注湯(ちゅうとう)】
溶けた金属を型に流し込みます。ここで製品の付加価値をつくります。

【解枠】
冷めた型枠をバラして製品を取り出します。

【仕上げ】
グラインダーやサンダーなどを使用し、表面をキレイに仕上げます。

【データで見る本社・鋳造工場】

【技能士(国家検定)多数】

技能士は知識と技術の両面で鋳造のプロとしての能力を裏付けされる証。当社には技能士を所有する先輩社員が多数在籍し活躍しています。会社が取得をバックアップ。向上心や目標を持ち、さらに上を目指せるフィールドがあります。

【働きやすさを追求した社内改善事例】

■Tさん(19歳)、入社1年目、本社・鋳造工場 生型班所属

【この会社を選んだ理由】
大学3年の頃、製造業で働きたいという思いが強くなり工業系の会社を探していました。面接の時に終始ラフな感じで和やかな雰囲気で話しやすかったので、働きやすそうだなぁと感じたのが選んだ理由です。

【担当する業務】
中子(なかご)と呼ばれる部分の製造を担当しています。上と下の木型で砂を挟んで砂が崩れないように形を整える細やかな作業です。

【この仕事のやりがい】
自分が感性を込めたものがキレイに仕上がったときは嬉しくなります。多彩で複雑な形のものが多く、種類もたくさんあるので奥が深いのもやりがいに繋がっています。

【この仕事の難しさ】
ものすごく複雑な芯箱(しんばこ)と呼ばれるものがあって、特に大きな芯箱になると砂の入れ方や道具の使い方も難しくなります。難易度高めで困ったときには、先輩に教わりながら少しずつ手順やコツを覚えています。

【今後の目標】
私より15年経験が長い先輩が近くにいてくれて、指導してもらっていますが、その先輩は複雑な芯箱も手際よく丁寧に仕上げられます。ほんとにスゴイんです。自分もその先輩のように複雑なものもスムーズにできるように早く成長していきたいです。あと、今の仕事以外の工程も色々できるようになりたいです。

【この職場の良いところ】
安全に気を使ってくれる先輩ばかりなので、少しでも危険な場面があったときには「危ないぞ!」と声を掛けてくれます。わからないことを質問した時も嫌な顔などされず、真剣に自分が理解できるまで教えもらえるのも頑張れる理由です。

【農機事業所の歴史を知る】

佐藤農機鋳造の発祥の地である農機事業所。干拓地だった備後地区では稲作が栄えていたため、稲を刈った後の作業に必要な縄を作るための機械が農家1軒に1台あったという時代でした。「製縄機(縄ない機)」に注力して以降、使いやすさと品質などが各地に広まり、佐藤農機の知名度が一気に広がっていった経緯があります。

【農機事業所のミッション】

時代やニーズの変化により製造品目は様変わりしてきましたが、「製縄機」を製造していた創業時から全く変わっていないことがあります。それは社是の「使ってよろこぶ」にもあるようにユーザーさんが「楽になった」「便利になった」と使って喜んでくれることを想像することです。AI技術の導入など今後もさらに進化する農業に対応し長年培ってきた自動化・省力化の技術力を駆使し、今後もさらに日本中の農業を支え続ける存在でありたいと考えています。

【自社で一貫生産する農業機械メーカー】

農機事業所は、何らかの製品に使われる単独の部品を製造する本社・鋳造工場とは違い、自社のオリジナル製品を自社工場内でゼロから完成までを一貫生産し販売しています。
主に選別機など収穫された野菜や果物を分別するための機械を製造しています。
製造された機械は自社ブランドのみならずOEM(メーカーさんの名前で販売)もあり、全国の農家さんやJAなどで使用されています。
全て標準的な機械ではなく産地や品種などにより仕様は様々で、ニーズに合わせたオーダーメイドの特注品を製造しています。
近年では植物工場も増えてきたため、大量生産されるフルーツトマトなどにも対応可能な機械の改良など、進化のスピードは早まっていますが、変化に対応する能力は創業以来培ってきたため、ニーズに柔軟に対応できる強みを活かし今後もさらに技術力を伸ばしていきます。

【職種を知る】

プレス加工

在庫管理

溶接

洗浄・脱脂工程

塗装

組立

木工

【データで見る農機事業所】

■Nさん(34歳)、入社2年目、農機事業所 開発・設計部門所属。

【この会社を選んだ理由】
前職では約7年間メーカーで設計業務に携わっていました。大きな組織だったため業務範囲が限られていて、もっと仕事の幅を広げたいとの想いで転職先を探していたところ、この会社に出会いました。

【担当する業務】
開発・設計の部門でCADを使用しています。前職と比べるとシンプルな構造が多い一方で「安く長く使いたい」というニーズが重視されるため、コストを意識した設計を優先させるなど農機業界ならではの特性があります。

【この仕事のやりがい】
前職では各セクションに分かれて個々に設計していたため、自分が設計したものが最終的にどんなカタチになるのかが全く見えませんでした。現在の仕事では最終的にどんな製品になるのかを実際に目にすることができる楽しさがあります。

【この仕事の難しさ】
性格的に「自らあえて難しいことに挑戦する」という傾向が強いため、難しい仕事は苦になりません。積極的に色々な幅広い業務に関わることでスキルアップし「設計のプロ」を目指して経験を積んでいます。不明な場合には製造部門との確認を行いながら進める必要もあるので、他部門とのコミュニケーションも大切です。

【今後の目標】
この会社は歴史が長いので手書きの図面がまだ多く存在しています。これらの手書きの図面をデジタル化させることが当面の課題です。製造するベースは設計にあると思っているので、アナログのままでは駄目です。デジタル化を推進させ、時代の変化に対応するためのスタート地点に立つことが大きな目標です。

【これから入社される方へ】
私の場合「業務を通じて自分自身のキャリアを設計する」という責任感を持ち仕事に向き合っています。長い歴史がある会社なので、昔のままの状態も多くそれが良いこともありますが、変化を恐れず新しいことに挑戦できるフィールドがあるので、前向きな気持ちを持った方と、一緒に働きたいと思っています。