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株式会社大土井鉄工所の採用サイトをご覧いただきありがとうございます。
当社は創業以来、福山市の地域産業として造船関連製品の製造をおこなってきました。
今まで培ってきた様々な技術やノウハウは当社ならではのものであり、将来に受け継いでいきたいものばかりです。
そのために技術を磨くことはもちろん、社員の力が育つように『安心』して働ける社風や環境づくりをおこない成長をサポートしています。
この採用サイトでは『安心』して働ける社風や、はたらく社員の声など、ありのままをお伝えします。
今の大土井鉄工所のありのままを感じて、興味をもっていただいた方と一緒に働けることを楽しみにしています。

大土井鉄工所の主力製品は、燃料や海水の不純物除去に用いられる「ストレーナー」や海水・雨水がタンク内に侵入するのを防止する「空気管頭(くうきかんとう)」です。
福山市では、「ストレーナー」製造メーカーは当社しかなく、ニッチな存在ですが、造船会社にとってはないと困る重要な役割を担っています。
ニッチな存在ですが、なくてはならない当社の製品。各工程、各部品を作るプロフェッショナルが、造船メーカーで認められる大土井鉄工所の技術を支えています。
これからも日々変化する市場ニーズに応え、世界に通用する高い技術を持った小回りの利く企業として、お客様と地元経済のお役に立てますよう、社員全員で更なる成長に向けて挑戦を続けていきます。

「ストレーナー」

燃料や海水のゴミや不純物を取り除く役割を担っています

「空気管頭(くうきかんとう)」

タンク内への空気の吹出口/吸込口ですが、緊急時には海水の流入やオイルの流出をせき止める役割を果たします。

大土井鉄工所では、「ストレーナー」や「空気管頭(くうきかんとう)」以外にも、舶用関連製品の製造を積極的におこなっています。

「安心して働ける5つの理由」
失敗したり成功したり、すぐにはできないことも多かったり私たちのモノづくりは奥が深い。毎日あたりまえのように「安心して働ける」ということ。いいものを造るためにも、一歩ずつ成長するためにも、結構これが重要なんです。だから私たちは「安心して働けること」を大切にしています。

みんな最初はできないのはあたり前。
作業をする上での安全やルールを守っていれば、失敗してもちょっとイジられるだけです。怒っても何も変わらないのはみんなわかっているから。そんなに焦ってやらないといけない仕事は当社にはありません。だから、どんどん挑戦をしてください!

社長を含めて15人の小さな会社。
そのうち大土井が苗字の親族が8名だけど同族経営って感じは全くない。
一緒に働く人はみんな身内だと思っている。
いい人が揃っているのも私たちの自慢です。

いつも社員の事が気になっている社長。
会社主催のBQ用カキ、土用の丑の日のうな重弁当、クリスマスケーキなど…社長が社員の事を想って買ってきたモノは数えきれません(笑)。何かのきっかけで当社を選んでくれて、頑張ってくれている社員たち。ひとり一人がかけがえのない存在であり「宝物」です。

社員には、ゆとりのある生活を送ってもらいたいと思っています。
だから、最低限の安定した収入は必要だろうし、社員の頑張りには出来るだけ答えたい。
会社は一人一人の努力があってこそ、成り立っているから、社員が切羽詰まった状況で働いても成長は難しい。だからこそ、社員の生活が“安定”して“ゆとりを持てる”会社創りを目指しています。

日本の造船業は、世界でも第3位のシェアを誇る大きな産業です。
一時は海外勢の攻勢により、業界存続の「崖っぷち」でしたが、巣ごもり需要の増加に伴う海運市況回復が後押し、国内の業界再編や環境対応船の開発も追い風となり、数年先まで受注が好調です。
大土井鉄工所は、福山市唯一のストレーナー製造メーカーとして、高い技術力や対応力で国内トップの造船会社から信頼され長年安定的な取引を続けています。

「ストレーナー」や「空気管頭(くうきかんとう)」が出来るまでにはいくつかの工程があります。作業に関する知識や技能は、入社してからの育成育期間で学べますので、未経験でも心配は要りません。

Step1「機械加工」
工作機械を使用して、「穴を開ける」「削る」など、図面通りに材料となる鉄やステンレスを加工し、製品の形にしていきます。
自分でイチから仕上げていく〝モノづくりのおもしろさ″を味わえる作業です。

Step2「溶接」
機械加工した部品を「半自動溶接」と呼ばれる方法で溶接します。
溶接には、十分な強度を保てるか、美しい見た目に仕上げられるかなど、さまざまな要素が必要です。スペシャリストとして高いスキルを習得したい人にとっては、挑戦し甲斐がある仕事です。

Step3「組立・検査」
部品加工した後のサビ止め塗り、部品のねじ止め、部品の組み立て、検査を担当します。
製品を完成させる製造部門の最終工程としての役割を担っています。

<<手作業が多い当社の仕事は経験がモノを言う世界です>>
「ボタンを押すと自動的に機械が動く」ライン作業のような内容ではなく、要所要所で『指先の感覚』『音で感じ取る』『見て確認する』など五感を研ぎ澄ましながら、人の手で進めていくため、わずかな加工や溶接の誤差を感じ取れるかどうかが問われます。
どんなにテクロノジーが進んでも、ロボットには真似できない「人の感性を大切にしたモノづくり」。自分の感性や経験で製品を仕上げていく。だから、愛着も湧き、自分にしかできない仕事になる。
今後も私たちはこれらの技術を守り続けていきます。

ーー入社のきっかけ
前職では約5年間造船の修繕業、主に溶接を行っていましたが無理して重たいものを持ち上げたりしていたので腰痛(ヘルニア)になってしまい、狭い現場での仕事がしんどくなりました。今までの経験を活かした転職先を探していたところ今の会社の求人を見つけて、会社を見学させていただいたのがきっかけですかね。塗装の募集だったけど、溶接経験があったので、入社初日から本来希望していた溶接の仕事を担当させていただいています。

ーーこの仕事のやりがい
最初は下手くそだったけど、何度も繰り返すことで技術も身につき完成した時にキレイな見栄えになってきました。「今回は良かったな」と思えたときは嬉しいし、逆に駄目だった時には「何がいけんかったのかなあ?」と考えながらできるのが楽しいですね。溶接を極めるにはまだまだです。まだ練習せんといけんなと思ってます。思ったように電気がたけん時とか、どうやったらもっとキレイになるのかが自分一人ではわからない時もあったり、たまに手がブレてしまうこともあるし。 ーー安全面で気をつけていること
「保護具の徹底」、「クレーン吊る時には吊り荷の下には入らない」、「クレーンで人の近くを移動させる時には周囲の人に声を掛ける」など基本的なことに気をつけています。前職では色々と危険な場面も経験しましたが、ここでは今のところ一度も無いですね。

ーー大土井鉄工所の良いところ
やっぱり「みんなの人柄」ですかね。人とのトラブルが全くないし、何かあっても親身に聞いてもらえたり、わからないことがあってもすぐに聞ける環境が有難いですね。だから安心して働けているんだと思います。質問しても「そんなんもわからんのんか?自分で考えろ」的なことは絶対に言われませんし(笑)あと、仕事に必要な資格を取らせてもらえるのも良い所だと思います。

ーー社長について
本当に社員想いで、従業員みんなのことをすごい大事にしてもらえているなと感じています。すれ違ったときにも、笑顔で気さくに声を掛けてくれます。 ーー今後の目標
物事を要領良くして、工程なども自分なりに考えて少しずつ改善したいです。量が多いなあと思ったときでも、少しでも早くモノが納品できるように段取り良くこなせるようになりたいです。

ーー入社のきっかけ
入社前は約5年間飲食店で何件か掛け持ちしたりしてアルバイトをしていました。毎日充実していたのですが、結婚とか先のことを考えたときに「子どもができても飲食を続けれるだろうか?」と疑問を抱くようになりました。料理を提供してお客さんに喜んでもらうことや接客は楽しかったのですが、きっちり休みが取れてある程度の収入が見込めるほうが将来安心だろうなと思って仕事に対する考えが変わり、地元の人材会社に相談に行ったら「経験ゼロでも将来安定を目指せる」と、ここを紹介されたのが入社のきっかけでした。

ーー入社してからの経験
全く違う仕事だったので最初は続けれるかどうかも全くわかりませんでしたが「組立」や「検査」、「塗装」などを約3年間経験し、今担当しているのは「加工」の仕事です。「加工」の仕事は今3年目です。 ーーこの仕事は難しくないか
もちろん簡単ではありません、今までやったことがないことだらけですからね。誰かから「こんなんも知らんのんか」とか言われるのが嫌なので、だったら自分でさっさと「言われる前にできるようになっておきたい」という信念があります。まぁ、この会社にはそんなキツいこと言ってくる人は居ないですけど(笑)

飲食のときに料理を作っていたときもそうでしたが、結局何の仕事でも最初は下積みが大事なんだと思います。ここでもどこでも同じでしょうけど。どうせやるんなら色々やってみたいという気持ちがあります。負けず嫌いな性格なのかもしれませんね。

ーー今の仕事を頑張れている理由
正直、ご飯を作る仕事のほうが今でも楽しいと思っています(笑)。でも6年半も続いている理由は、やっぱり「人に恵まれている」からだと思いますね。上司にも恵まれているし、すごい仕事がやりやすいんですよ。変な気を使うこともないし、安心して働けるというか本当に居心地がいいんですよ。 ーーこの仕事のやりがい
結構色々なことや、全然違うことを勉強できることですかね。例えば「削るモノの素材が鉄の場合はこの方法で削る」とか使用するキリ(ドリル)1本にしても全然違う。きちんとキリを研いでいればキレイに穴が開き出すけど、研ぎ方を失敗してしまうと全然穴が違う。1つ1つのクオリティーを追求ながら、できることが増えると結構面白いですね。

ーーこの会社の良いところ
相談したら絶対に乗ってくれますし、働きやすいようにできるだけ上の人が考えてくれたり、わからんことがあってもわからん人目線でキチンとわかるように教えてくれる。仕事面でもプライベートのどうでもいい話でも普通に楽しく話ができるし、入って何も知らん身からするとそういうのってほんと有難いんですよね。 ーー社長について
よく色々みんなのことを見ていて、会社や仕事に必要なものはすぐ準備してくれたり、すぐ動いてくれる。結構いろいろなことを気にかけてくれる。こちらの要望に対してもすぐに動いてくれる。何かあっても社長に言えるという安心感がありますね。社長と社員の距離が近いと思います。
ーー今後の目標
「上司がやっている仕事に限りなく近づいておきたい」です。お客さんからのクレーム対応なども含めて上の人がやっている仕事に最大限近づいて、自分ができる仕事や責任の範囲を少しでも拡げていきたいという意識を持っています。