私たち東邦工業は、自動車、自転車、機械などの部品の切削加工を長く行っています。2010年からは、世界的に有名なメーカーとの取引を開始し、以来安定した関係を築いてきました。自分が製造した部品が世界中の道を走り、多くの人々の宝物となることに誇りを感じています。

お客様からお預かりした図面をもとに、品質の安定、品質向上、環境にやさしい製造方法などの改善提案もできるようになりました。このアイデアの源も、社員同士の強い結束にあります。試行錯誤を重ねることで、より優れた製品を生み出すことができるのです。

マシニングセンタ、NC旋盤等の工作機械（金属やプラスチックなどを削ったり穴を開けたりする機械）を使い、自転車に使われる様々な部品を製造します。
部品の治具への取り付け→切削加工→治具からの取り外し→目視検査が主な業務で、加工機のプログラムや微妙な機械補正など、突き詰めていくと奥が深い内容です。当社に限らずですが、日本の「モノづくり」と言えるお仕事です。

CAD・CAMを使い、お客様から届いた図面や要望を確認しながら、加工プログラムデータに変換していくお仕事です。加工の手順やどんな刃物を使うのかを考え、それにあわせて機械が動くように加工データを作成していきます。時には、お客様に加工構想（加工方法・使用設備・使用治具・使用検査具等）の提案を行っており、自らの提案が世界中を走る自転車の部品に活かされることもある、やりがいある仕事です。

生産計画の立案から、資材の在庫・入荷状況、機械加工や品質管理部門の生産状況、製品の出荷状況など、生産工程全体の調整管理や、各種段取りを行うお仕事です。工場全体を見て、オペレーターとコミュニケーションを図りながら「今、なにをすべきか」を臨機応変に考えることが求められます。工場全体の状況を把握する業務上、クライアントとのやりとりなども発生します。

3次元測定機、画像測定器、3Dスキャナーなど各種検査器具を使った測定を行い、合否判定するのが検査です。自社で生産している製品の品質が常に保たれているかをチェック、問題があれば現場との調整や指示を行います。細かい作業も多く、几帳面さが求められるお仕事です。
お客様へ提出する検査成績書など、書類作成業務も発生します。