採用サイトをご覧いただきありがとうございます。
大東機械製作所(だいとうきかいせいさくしょ)は、18名の少人数の会社です。
このページは私たちの会社のことを「もっと知ってもらいたい」という想いで作りました。ハローワークの求人のような文字だけでは伝えきれない情報をご案内します。私たちの会社のことを「知る」きっかけになっていただければ幸いです。
■代表メッセージ
社長の藤井です。このページを見に来ていただきありがとうございます。
社員として33年間工場でモノづくりに向き合い、約3年前に父(現:会長)から会社を受け継ぎました。
創業以来、会社が重視し続けてきたことは「一期一会」を大切にという考えで、これに尽きるかもしれません。
仕入先、納入先、協力会社など関係各社をはじめ社員ひとり一人に至るまで、あたり前のように思える一つ一つの出会いにしっかりと向き合ってきました。
デジタル化により人と人とのリアルな繋がりは希薄になりがちですが、私たちは「一期一会」を大切に、アナログの良さは残しつつ出会いや繋がりを今後も大切にしていきます。もちろん、これから私たちの会社で「働いてみたい」という方との新たな出会いも、楽しみにしています。
■何をやっているのか?
工場での製造やモノづくりにも色々ありますが、一般的には「機械加工」と呼ばれている分野の仕事です。
部品を機械にセットし、刃物(ドリル)で「削る」「磨く」「穴を開ける」などの加工を行います。
ここで加工された部品が最終製品ではありません。今の段階で最終的にどんなものに使われるのかイメージしにくものがほとんどですが、スケールの大きな完成品になるものばかりです。納入先は大きく分けて「造船」「建築」「産業機械」「工作機械」の4つの分野があります。それぞれに多少の波はありますが、全体的には安定した受注が続いています。
■得意な仕事は?
手で持ち上げれるような軽くて小さな部品は、ごく一部しか扱っていません。ほとんどが重量がありスケールが大きなモノばかり。
他の会社が簡単に製造できない大きなモノを選んで仕事を受けてきた結果、現在のような「多品種少量生産」に辿り着いています。
同じモノを数個だけつくるといったような少量生産ですが、安定した品質や他が真似できない技術力のおかげでリピート受注が多いのも特徴的。
ホントに「多品種少量生産」とは、うちのためにあるような言葉と言っても過言ではないくらいです。
◎一期一会エピソード〜「採用率100%」
面接は全て会長(前社長)が担当しています。「来るものは拒まず」。興味を持って当社で働いてみたいと門をたたいてくれた人を、断る理由などありません。自分からやりたいという人に対して今まで一度も、こちらからお断りしたことはありません。まずは「やってみたい」という気持ちがあるだけで十分です。まだどんな仕事なのかもわからない中で、うちの会社で働いてみたいと思って面接に来てくれたご縁は計り知れない。いつもそう考えています。このスタンスはこれからも変わることはありません。面接の時に「こちらからすぐ決めてください」とお願いすることはもちろんありません。自分から「やってみたい!」と思えるかどうかが大切です。実際の仕事内容を見て自分がここで働く姿をメージしてみてください。最終的に選んでもらえれば「ヤル」と決めたその瞬間からもう仲間です。
◎一期一会エピソード〜「困った」という言葉に弱い〜
「困った」「助けて」と頼られると断れない。助けて欲しいという言葉にはめっぽう弱い安い会社かも知れません。以前は依頼があった仕事が、いつしか価格が安い海外に流れてしまうこともあります。コストが厳しいので理由はよくわかるのですが、その海外に出た部品で最終的に不良品が多く手直しが必要になる場面もあったりします。そんな困ったときに頼られることが多いのも私たちの会社らしさなのかも知れません。一度は他の会社に依頼して、普通なら裏切られた気持ちにもなると思いますが「来るものは拒まず」。こういった出戻りのケースでも引き受けることがよくあります。
大東機械製作所を物語るかのような文化のようなもの。昔からずっと続いている大切にしている習慣。昔からあたり前のように続けてきたことには、実は大きな意味があります。「働いてくれてありがとう」経営者や親族だけでは、会社は成り立ちません。縁あって勤めてくれている人を大切にしたい。いくら時代が変化しても、これからもこの考えは変わりません。
担当している仕事は、汎用機で決められた寸法の精度を出すことです。100分の1の世界、極めるとはまさにこのことかもしれません。目で見て感覚を頼りに絶妙な判断をする仕事。多少の誤差は許容範囲とされますが、作るモノごとに指定された公差(こうさ)というのが決まっています。毎回緊張とプレッシャーを感じますが、公差が厳しい時には特に「全集中」で挑んでいますね。予定どおりに段取りよく仕事が進んだ時は「今日は調子がいいな!」とテンションが少し上がります。
ある程度慣れてきた頃、汎用とNCのどちらの仕事が向いているかを考えた時に、自分は手作業が多い汎用のほうがやりがいを感じれるなと思ったので、汎用の部署でやりたいと会社に伝え今に至っています。私はやったことがない新しい仕事や難しい仕事に向き合えるときがモチベーションは上がります。この仕事で注意しないといけないことは、慣れてきた頃に気の緩みでミスをしてしまうというとことでしょうかね。